* 代表理事が行います。
* 個人カウンセリングは、大阪あべのカウンセリング内で行い、カウンセリング料金は、他のクライアント様と同じになります。ご遺族以外にも、うつ病や不安障害、その他さまざまな症状、お悩みのクライアント様に対応しておりますので、有料となりますことをご了承ください。
カウンセリングルーム
遷延性悲嘆症(Prolonged Grief Disorder)は、大切な人を失った後、深い悲しみが長期間にわたり続き、日常生活に大きな支障をきたす状態です。この状態は、自然な悲嘆反応を超えたものであり、早期に適切な治療や精神療法が必要とされます。
HOPE-AYAでは、遷延性悲嘆症や深刻なうつ病、不安障害など、専門のカウンセリングが必要なご家族のために、個別に対応しています。
• 認知療法・認知行動療法(CBT)
CBT は、うつ病や不安障害に対して効果が科学的に実証されている治療法です。詳しくは、以下の「3.認知療法・認知行動療法(CBT)」をお読みください。
• グリーフケアとスピリチュアルケア
喪失感や深い悲嘆に向き合い、生きる「意味」を再構成するための支援を行います。スピリチュアルペイン(存在の意味喪失から生じる痛み)に対しては、ロゴセラピー(実存主義・意味中心主義)の観点からもアプローチします。
• 個別対応
ご家族一人ひとりの背景や状況に適したカウンセリングと社会資源の活用を行います。必要に応じて家族カウンセリングも行います。
• 医療機関へのリファー
症状によっては投薬治療が必要な場合があります。その場合は、医療機関をご紹介します。
認知療法・認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy:CBT)とは、アーロン・ベック(認知療法)やアルバート・エリス(論理情動行動療法)、ドナルド・マイケンバウム (ストレス免疫訓練)によって、それぞれ独自に始められた心理療法の総称です。
CBTは、人間の「気分・感情」が「認知」(ものの考え方や受け取り方)の影響を受けることから、「認知」に働きかけて、つらい「気分・感情」を軽減し、自ら制御する力を身につけることによって精神疾患を治療することをめざす構造化された精神療法(心理療法)です。
CBTは、エビデンス・ベースの臨床実践の考え方に立ち、うつ病や不安障害などの治療で、その有効性が科学的手法によって実証されています。『米国精神医学会治療ガイドライン』では、軽度から中程度のうつ病の第一選択治療のひとつとされ、現在では精神科治療のグローバルスタンダードになっています。
カウンセリングにおいては、クライアントとカウンセラーが問題解決のためのチームを組み(協同的な問題解決チーム)、こうした認知体系(考え方・視覚的イメージ)を、 反証や多面的解釈によって自ら修正していくことで心の問題や症状を軽くし、最終的には,自分自身が認知療法を用いてセルフコントロールできるようになること を目指します。
遷延性悲嘆症の治療では、薬物療法は十分な有効性が示されておらず、複数のメタアナリシスで心理療法、特に悲嘆に焦点化した認知行動療法の有効性が報告されています。
クリスチャンの方には、個人の信仰を尊重したキリスト教に基づくカウンセリング(Christian Counseling)を行います。 代表理事は、日本基督教団の牧師でもあります。安心してご相談ください。
• 対象地域:日本国内および海外(オンライン対応可)。
• 形式:対面またはオンライン(ZOOM)
• 料金・メニュー:詳細は「ご利用案内」をお読みください。
▶ 「大阪あべのカウンセリングルーム」に移動します。そのまま予約サイトにてご予約いただけます。
予約システム「RESERVA(レゼルバ)」よりご予約を承っております。「予約する」ボタンをクリックし、案内にそってお進みください。ご予約からお支払いまで簡単にお手続きいただけます。
▶ RESERVAの予約サイトに移動します。
「自分はおかしくなってしまったのではないか」、「自分が弱いからだめなんだ」、「がんばらないとみんなに迷惑をかけてしまう」。こんなふうに考えてしまうことは、自然なことです。
それほど大切な人だったのです。遷延性悲嘆症は、誰にでも起こり得るものです、決して「弱さ」ではありません。
どうか一人で抱え込まず、専門家に相談してください。適切な治療やカウンセリングを受けることができます。「どこに相談したらよいかわからない」、「こんなことで相談するなんて迷惑だ」、「自分でなんとかするべきなんだ」と思うとき、HOPE-AYAに相談してください。HOPE-AYAでは、ご家族一人ひとりが安心して相談できる場をご用意しています。
代表理事 関谷 共美
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